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minikoののほほん生活♪

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子宮筋腫(緊急入院その2転院へ)

絶対安静となったんですが、出血というかレバー状固まりは相変わらず止まらない。
しばらくその状態を見ていた助産婦さん、「これはちょっとおかしいよ!大きい病院
に行った方がいいんじゃないかな?」と言った。
「とりあえずここで出血が止まれば考えます」と私。
その時の私は、とにかく病院に入ったからひとまず安心!と思っていた。

実は私が通っていた病院、基本的に入院は産科妊婦さんのみ。
貧血で入院したのなんて多分、私くらいでしょう。
周りは赤ちゃんと一緒にいたりする新米ママばかり・・・
なんかすごく肩身が狭かったですね~その夜はほとんど眠れなかった。

翌日、入れ替わり立ち代わり助産婦(看護師)さん達が私のところに来ては症状の
説明をするんだけど、この状態(出血)なんで必ずみなさんそろって「大きい病院
行った方がいいよ~」という。
その中で一人の助産婦さんが、すっごい真顔で私に何度も「大きい病院行きなさい!
そこでよく検査してもらって大丈夫だったら、またここに通ってもらえばいいんだし~
よく考えて!自分の事なんだからね。決められないんだったらダンナさんとも相談して~」
あまりにもみなさんが口を揃えて言うので、だんだんとどうしていいか分から
なくなりました。
決定的だったのは、ずっと話をしていた助産婦(仮にAさん)さんが一言。
「ウチの先生は子宮内膜症だと思ってその治療をしているけどね、この異常な出血を
見ていると私達(助産婦)はなんか違うと思っている。先生がそれで治療しようって
言うから私達はそれ(診断と治療)に従って看護をしているの」って言うんですよ。
え?納得してないのに私の治療しているの?なんで先生と看護師さん達の意見が違うの?
それって私に言うことじゃあないんじゃないの??
頭がパニックになってきました。
その日の食事、朝は食べられたけど昼は気持ち悪くなって、まったく食べれなくなり
ました。昼食後、なんだかお腹が苦しくてもしかしたら・・・と思い便器を用意して
もらい出てきたのは、便ではなくてレバー状のものが大量に出てきました。この時点
でも、出血はまったく止まる気配がなかった。
  
午後になって個室に移されました。
今度は婦長さん(?)らしき方が来まして、午前中にAさんが言った事を再度おっし
ゃいました。Aさんも来てキツい口調で「大きい病院へ行った方がいいから、ちゃ
んと診てもらって!こんな出血はおかしいから」と。
「先生はこのままこの治療でって言ってるけど、私達は早く別の病院へ移った方がい
いと思ってるから」先生と看護師さんの意見(見解)が違う不安、自分がこれからど
うした方がいいかまったく分からなくなって、一人ベットで大泣きしてしまいました。

それからも出血(レバーの固まり)は相変わらず止まらない。
逆にどんどんひどくなるようだ。体の感覚もだんだんなくなってきたような~??
自分の手を見ると血の気もなくホントに真っ白。
自分はこのままダメになるのかな~?と思った瞬間、転院を決めました。
先生がやってきました。
『貧血の数字も落ちてるし、出血が止まらない。ウチの病院はこれ以上の治療はでき
ない。このままだと輸血しなくちゃならないと思う。とりあえず出血を止めるために、
リュープリンと逆のホルモン剤(たぶんピル?)注射をします。それから飲み薬を飲
んでもらいます。』
『転院先は、あなたの家に近いS医大病院がいいと思うけど、受入れてくれるかどうか
確認します。もしダメだったら別の受入先病院を探しますから』
先生は転院先の病院を探すために別室へ・・・
助産婦Aさんが来た『転院するって決めたんだね、頑張ってね』
「いろいろ言ってくださってありがとうございました」
『ううん、キツいこと言ったりしてごめんなさいね』としっかり握手。
先生が戻ってきた『えっとminikoさん、S医大病院はベットが一杯ということで受入先は
R病院のD先生のところになりました。これから救急車で病院に向かいますね』
この時に病院からの緊急連絡で飛んできたピコも合流。

『転院する前に言っておきますが・・・』と私達に先生は
『検査結果がどうなるか分からないけど、このまま出血が止まらなかったら「子宮摘出」
の可能性もありますから。それを頭に入れておいて下さい』
先生は私達にそう告げた後、付き添ってくださる為、私達夫婦と一緒に救急車に乗込みました。



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